人と犬は見た目で判断するな

この前のことです。チャリンコをキコキコいわしていました。
キャッスルロード抜けて堀沿いの道ぐらいで、むっちゃイカツイおっさんが、ばかでっかくて目つきの悪い犬を散歩してました。

その体格のよろしい犬はどうやらオツムがよろしくないようで、ハァハァいいながらキョロキョロしてました。
腹が減ってるんでしょうね。すれ違うちょいと前に、とうとうそのアホ犬は植え込みを喰らいはじめた（？）のかは知りませんが首を突っ込んでました。「ブガァ、ブガァ」って言ってた。

そしてすれ違う瞬間、飼い主のイカツイおっさんは有り得んほど高い声で

「こら、マロン」

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そしてアホ犬は有り得んほど高い声で

「ク～ン・・・」

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あの犬の名前がマロンだと・・・
あのイカツイコンビがあんな高い声を出すだと・・・


すれ違いざま、一気に世の中が信じられなくなりました。

一瞬の間にいろんなことを考えてしまいました。事故のときスローになるあの感覚なのでしょうか。
二度見する精神的余裕も無く、半ば放心状態でチャリをキコキコ。もうどうでもいいやと。。。

外見に裏切られたのは僕のせいなのでしょうか？
僕が悪いんでしょうか？社会が悪いんだ・・・中身と外見は一致させとくべきでしょう・・・
もうどうでもいいや・・・

どうでもいいや・・・


ちょっとしたことで社会に責任転嫁する、貧しい心は環境のせい。それが北野です。